金沢は昔ながらの風習、文化、現代アートが混在するコンパクトな街。YADOSUが位置する金沢市森山地区は1966年まで「大衆免(だいじゅめ)」という地名で、金箔職人への配慮のために税が免除された職人街であったという歴史をもった地にあります。明治初年(1868年)には大衆免を冠する町は金沢に18町あり、これを代表して置かれた石碑はYADOSUのすぐ裏手に残っています。YADOSU金沢は築100年を超える金箔職人が工房・住居としていた町家を現代に蘇らせる試みです。近所では今でも自宅を金箔工房として活用して作業に取り組む人々が生活しています。古くから残る文化と新しい文化が混沌とする町に身を委ねてつくる時間と空間が此処にはあります。